埼玉新聞

 

<高校ラグビー>進修館、川口が快勝 埼玉大会が開幕 23日に2回戦、慶応志木などBシード勢が登場

  • 進修館―川越工 前半21分、進修館のロック馬橋(中央)がトライを決める

  • 川口―合同E 後半25分、川口のフランカー遠藤(中央)が突破を図る

 (第1日、12日、進修館高校ほか=埼玉新聞社など後援)

 33チームが参加して開幕。1回戦5試合を行い、進修館が川越工に46―5で快勝し、2回戦に進出した。川口は26―14で合同Eを下し、川越は合同Bに21―12で勝利した。立教新座は123―0で合同Cに大勝し、川口北は33―19で西武文理を退けた。

 第2日は23日、2回戦12試合(会場非公開)を行い、国体少年の部(高校)県予選で優勝した慶応志木などBシード(第5~8)勢が登場する。

■序盤で主導権握る/進修館

 進修館は、試合終了まで運動量を落とさず、計8トライを奪って川越工を下した。

 「前半で勢いがついた」と梨本監督が振り返るように、5―0の前半17分に敵陣インゴール内でインターセプトしたロック馬橋が自らトライを決めて追加点。続く21分には、再び馬橋がゴールライン手前でパスを受け、相手ディフェンスをかわして5点を奪った。

 次の試合に向けて主将のSO野口は「ディフェンスからボールを奪って攻撃につなげたい」と意気込んだ。

■粘り強く守り逆転/川口

 川口は、粘り強く守って合同Eを振り切った。小松監督は「回して走ってくる相手に対して、頑張って走って守った」とたたえた。

 川口は7―5の前半21分に主将のロック地井がトライを決めて逆転に成功。後半は、自陣に押し込まれる時間が増えたが、低く鋭いタックルで試合終了間近の1トライだけに抑えた。

 次戦は国体少年の部(高校)県予選1回戦で大敗した慶応志木と対戦する。地井は「自分たちの力を前面に出して乗り切りたい」と力を込めた。

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