埼玉新聞

 

高齢化、人手不足で幕 200年継承されてきた「三峰の獅子舞」 簡略化して継続する方法もあるが「伝統の形、維持できる間に幕を」と意見まとまる

  • 約200年続いた「三峰の獅子舞」を披露する保存会メンバー=25日午前9時ごろ、秩父市三峰の三峯神社境内

    約200年続いた「三峰の獅子舞」を披露する保存会メンバー=25日午前9時ごろ、秩父市三峰の三峯神社境内

  • 約200年続いた「三峰の獅子舞」を披露する保存会メンバー=25日午前9時ごろ、秩父市三峰の三峯神社境内

 秩父市三峰の三峯神社で25日、「三峰の獅子舞」(市指定無形民俗文化財)が華やかに奉納された。獅子舞は、三峯神社の末社「諏訪神社」の付け祭りの伝統行事として、地元住民が200年近くにわたり継承してきたが、高齢化と後継者不足の影響で、今回が最後の奉納となった。境内には早朝から多くの参拝客が集い、伝統の舞の終幕を見届けた。

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