開会式で歌ったのはエッフェル姉さん? 爆笑問題がパリ五輪をネタに漫才
芸能事務所「タイタン」のライブが東京都内で行われ、お笑いコンビ「爆笑問題」(太田光、田中裕二)がパリ五輪を題材にした漫才を披露した。
開会式はパリの街そのものが舞台となった。田中が「フィナーレが感動的だった。エッフェル塔の真ん中に小さく女性の姿が見えてきて…」と振り返ると、太田は「世界中が松川るい(参院議員)だと思った。エッフェル姉さんだろ」と、フランス研修中に撮影した写真を交流サイト(SNS)に投稿して批判された騒動を蒸し返した。
「セリーヌ・ディオンだよ」とあきれる田中に、太田は「セリーヌ姉さんね。『愛の讃歌』が素晴らしかった」と笑わせた。
日本選手のメダルラッシュもネタに。フェンシング男子エペの加納虹輝選手は、日本の個人で初めて金メダルに輝いた。太田が「エペと言えば中丸選手はアパホテルで…」とボケると、田中は「写真を撮られたんだよ」と週刊誌に女性問題を報じられて謹慎した「KAT―TUN」の中丸雄一をチクリと刺した。
卓球女子シングルスでは、早田ひな選手が左腕のけがに耐えて銅メダルを獲得。太田は「小池百合子都知事も、膝の剥離骨折の痛みに耐えてマウンドから投げた」と称賛し、田中は「あれは始球式。五輪じゃないから」とツッコんだ。
ライブには、他事務所の「シシガシラ」「ダウ90000」らを含む15組が出演。公演の模様は全国25カ所の映画館で生中継された。