9月4日に開港30周年を迎える関西空港は、従来よりスムーズに通過できる保安検査場の利用を同3日から始める。インバウンド(訪日客)の増加や2025年大阪・関西万博を見据えた改修の一環。運営会社関西エアポートの江村剛執行役員は「最先端のレーンで多くのお客さまに快適な旅行をしてもらえたら」と話している。
同社は保安検査の作業効率を上げるための改修工事を実施。複数の旅行客が同時に手荷物のエックス線検査を受けられる「スマートレーン」のうち10台で、レーンの長さを従来の15メートルから20メートルに拡張し、混雑を緩和する。26日、改修が完了した保安検査場が報道陣に公開された。