埼玉新聞

 

再稼働視野、会議のメンバー拡大 政府、柏崎刈羽原発巡り

  •  新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の6号機(右)と7号機=2021年4月

     新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の6号機(右)と7号機=2021年4月

  •  新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の6号機(右)と7号機=2021年4月

 政府は、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を後押しするため、原子力関係閣僚会議のメンバーを拡大する方針を固めた。岸田文雄首相が27日に官邸で開く「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」で表明する。政府関係者が26日、明らかにした。9月上旬に拡大後の初会合を開催する。地元要望に丁寧に対応する姿勢を示し、再稼働への理解を得たい狙いがある。

 関係者によると、現在、官房長官や経済産業相らをメンバーとしている原子力関係閣僚会議に、首相や国土交通相、総務相、農相らも加え、原発事故が起きた際の避難道路の整備や、地域振興に向けた取り組みなどを協議する見通しだ。

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