【ニューヨーク共同】週明け26日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は続伸し、取引の中心となる12月渡しが前週末比8・90ドル高の1オンス=2555・20ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての過去最高値を4営業日ぶりに更新した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを始めるとの見方を背景に、金利が付かない金への投資の魅力が増すとして買い注文が優勢となった。中東を巡る地政学的リスクの高まりも意識され、安全資産として金を買う動きも広がった。
直近限月の8月渡しは9・30ドル高の2517・70ドルだった。