損保の情報漏えい200万件超 大手4社、代理店通じ競合他社に
2024/08/27/17:11
損害保険代理店による情報漏えい問題で、漏えいした損保大手4社の契約者情報が合計で200万~300万件規模に上る見通しとなったことが27日、分かった。保険加入者の氏名や電話番号、契約の満期などが代理店を通じて競合他社に流出した。業界全体にずさんな情報管理が広がり、情報の一部が営業活動に使われた疑いも浮上。4社は週内に事実関係を金融庁に報告する。金融庁は報告内容を踏まえ、再発防止策を検討する。