中国軍、活動強化の一環か 政府「主権侵害」と抗議
2024/08/27/18:06
中国軍の情報収集機が長崎県の男女群島沖を飛行し、中国の軍用機として初めてとなる日本領空侵犯が確認された問題に関し、日本政府は27日、東シナ海での活動強化の一環だった可能性があるとみて、約2分間にわたる侵犯の前後の詳しい行動ルートなどの分析を進めた。林芳正官房長官や木原稔防衛相は記者会見で「主権の重大な侵害」との認識を表明し、厳重抗議と再発防止を要求したと強調。分析結果を踏まえ、両国関係への影響を判断する方針だ。