埼玉新聞

 

客から高評価、特攻隊描く「永遠の一秒」 芸術劇場で上演へ 多くの犠牲でつながる命「今やるべきことは」

  • 特攻隊となって命を失った若者たちを通して、命のつながりを描く舞台「永遠の一秒」。本番を前に連日、けいこが続けられている=さいたま市内

 「彼らは最後の1秒まで、立派に生き抜いた」。戦時中に特攻隊となって命を失った若者たちを描いた舞台「永遠の一秒」(畠山貴憲脚本・演出)が5月2日~6日、埼玉県さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場小ホールで上演される。戦後74年が経過し、元号が「令和」となる現代に語り継がなければならない戦争の虚しさと、命の尊さを描いている。

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