埼玉新聞社元社長 高橋一郎氏が死去 91歳
2021/09/17/00:00
埼玉新聞社元社長の高橋一郎氏(たかはし・いちろう)が12日、心不全のため、さいたま市緑区の病院で死去した。91歳。東京都出身。自宅はさいたま市浦和区。葬儀・告別式は家族のみで済ませた。喪主は長男祐一郎(ゆういちろう)氏。
埼玉新聞創刊当初から編集局でアルバイトとして勤務し、入社後は1956年同局整理部長。埼新印刷常務、地産取締役、地産ストアー代表取締役などを経て、75年埼玉新聞社代表取締役社長、2001年同会長。
25年間にわたる新聞社社長時代、新聞製作のコンピューターシステム導入や地域面の拡充などを強く推進した。
また、テレビ埼玉取締役、ヒラボウ社長のほか、対外的な役職も多く担い、県立浦和高校同窓会長を1996年から2002年まで務めた。