埼玉新聞

 

<新型コロナ>高校の運動部3人感染、学級閉鎖も…埼玉348人感染 2保育園休園 ワクチン済み男性死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは17日、新型コロナウイルスに感染していた40~90代の男女7人が死亡、新たに348人の感染を確認したと発表した。2日連続して500人を下回った。新規感染者の内訳は県発表が235人、さいたま市43人、川口市36人、川越市13人、越谷市21人。

 これまでに確認された感染者は11万2571人(チャーター便帰国者含む)、死者は970人(17日午後6時現在)。

 17日夜時点の重症者は103人、感染者の入院は1006人、宿泊療養660人、自宅療養3021人。退院・療養終了は10万5777人。

 県によると、県管轄では40~70代の男女3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~80代の男女221人。県内児童施設で未就学児男女4人が感染し、計8人になった。会食では20、30代の男女3人が感染したとみられる。ワクチンを2回接種していたのは30~80代の男女25人。県教育局によると、西部地区県立学校の児童生徒2人が感染し、17~21日を学級閉鎖とした。

 さいたま市によると、70~90代の男女3人が死亡した。80代男性はワクチンを2回接種済みだった。市内の死者は141人。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女43人。2人が中等症。市内保育園で新たに4人の感染が分かり、陽性者は計8人となった。市内高校でも同じ運動部で寮生活の3人が感染し、陽性者は計8人になった。

 川口市によると、入院していた80代女性が15日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女36人。民間の保育園2園で職員各1人の感染が分かり、それぞれ当分の間休園する。

 川越市によると、感染が判明したのは20~40代の男女13人。越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女21人。

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