埼玉新聞

 

九州南部の自治体、台風対応急ぐ 避難呼びかけ、情報収集

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 台風10号の接近に伴い、強い雨と風に見舞われた宮崎、鹿児島両県の自治体は28日、避難所開設や被害状況の収集などの対応に追われた。各地で避難所に身を寄せる住民たちの姿が見られた。

 鹿児島県は28日午後3時の発表で、28市町村で478カ所の避難所が設けられたと明らかにした。1152世帯1656人の住民が避難した。

 宮崎県では28日午後3時時点で、避難所211カ所が開かれ、583人が避難した。河野俊嗣知事は災害対策本部会議で「過去最悪の台風災害のリスクに直面しているとの緊張感が必要だ」と強調。国富、綾両町が選挙区となる県議補選の期日前投票所は、29日の閉鎖が決まった。

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