【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアが28日発表した2024年5~7月期決算は純利益が前年同期の約2・7倍の165億9900万ドル(約2兆4千億円)だった。売上高は約2・2倍の300億4千万ドルで、24年2~4月期に続き純利益、売上高ともに四半期として過去最高を更新した。生成人工知能(AI)向け半導体の需要が引き続き堅調だった。
エヌビディアの業績の動向は日米の株式相場に影響する。
エヌビディアの主力製品は、大量の計算を同時に実行できる画像処理装置(GPU)。生成AIの学習や推論の処理に使われており、最近のAIブームに乗って同社の成長の原動力となっている。