【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領は29日、ソウルの大統領府で記者会見を開いた。日本の次期首相を巡り「どの指導者が国政を任されることになっても、未来のために協力を維持しようという話をしたい」と述べた。会見では、日米韓3カ国の協力や対日関係改善の成果を強調。日韓を行き来する人も増え、今年は過去最多になるとの見通しを示した。
記者会見は内政の話題が中心で、年金や医療、教育と労働の4分野の改革は「韓国の生存と未来がかかった課題だ」と訴えた。支持率が低迷する中、3カ月ぶりに記者会見し、国民と意思疎通する姿勢をアピールした。