校内に大量のカビが発生し臨時休校している北海道根室市の北海道根室高で、生徒2人がせきやのどの痛み、目の充血などの体調不良を訴えていることが29日、同校への取材で分かった。いずれも軽症。夏休み明けの26日に体調が悪化しており、カビが影響した可能性もあるという。
カビは15日に廊下や天井、教室の壁、机、椅子に広がっているのが見つかった。部活動などで登校した生徒や教職員で清掃を実施したが改善せず、28日から30日までの休校を決めた。
外装工事を担当していた業者や教職員が清掃し、壁の拭き取りなどはおおむね終了したという。今後専門業者への依頼も検討する。