ユニークな習い事や、憧れの仕事について学べる学校などを体験取材して、記事と漫画で紹介します。芸人兼漫画家のチャーミングじろうちゃんと一緒に習ッチャオ！

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　センサー付きの光る刀を使って１対１で戦うデジタルチャンバラ「サッセン」を、東京都新宿区の桜美林大学新宿キャンパスで体験しました。

　サッセンは２０１６年に生まれた新スポーツ。約７０センチの刀にはセンサーが内蔵され、専用アプリと連動してスマートフォンが「当たり判定」をするのが特徴です。柔らかいポリエチレン製なのでけがをしにくく、老若男女が楽しめます。

　試合は１分間で、相手の頭部以外に刀を当てて２本先取した方が勝ち。１試合に刀を振れるのは５回までと制限されており、全日本サッセン協会会長の本村隆馬さんは「やみくもなたたき合いにならないためのルール。駆け引きや緊張感が生まれます」と説明します。

　刀身を２回たたくと、激しい効果音と共に七色に光り出しました。１試合に５秒間だけ使える必殺技の「レインボーモード」で、当たると２点で逆転が狙えます。

　チャーミングじろうちゃんは、競技歴２年の小学６年生いちーなさんと対戦です。刀を振り下ろしてもひらりとかわされて、あっという間に５回の制限超え。立て続けに２本取られて負けてしまいました。

　フェンシングのような構えで前後左右に移動するステップ、前に踏み出した足を攻撃させて打ち返すカウンターなど、本村さんの指導を受けたじろうちゃん。だんだんと様になってきました。

　自信を付けたじろうちゃんは、いちーなさんに再挑戦。レインボーモードを繰り出したものの、全く歯が立ちませんでした。

　【メモ】全日本サッセン協会は各地でイベントを開催している。問い合わせは協会代表、電話０９０（１９２７）１１７２。

【チャーミングじろうちゃん】　１９７７年福岡県生まれ。お笑い芸人兼漫画家。電子書籍で「本当にあった芸人生活」（ぶんか社）、「じろう、母乳出ちゃいそうです。～お笑い芸人育児日記～」（同）が発売中。