埼玉県などは19日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と新たに224人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が141人、さいたま市29人、川口市34人、川越市7人、越谷市13人。1日の感染者としては25日連続で前週の同一曜日を下回り、前週の日曜日からは280人減った。

　これまでに確認された感染者は11万3057人（チャーター便帰国者含む）、死者は972人（19日午後7時現在）。

　19日午後9時時点の重症者は95人、感染者の入院は916人、ホテル療養636人、自宅療養2682人、退院・療養終了は10万6918人。

　県によると、入院中だった60代男性が死亡した。ワクチン接種歴は不明で、基礎疾患があった。県管轄で詳細が判明したのは、未就学児～90代の男女149人。クラスター（感染者集団）関係では、県内の学校に通学の10代男性1人が感染し、同校では10代男女が計11人となった。

　会食関係では20代と40代の男女4人が感染。ワクチンを2回接種していたのは10～90代の男女22人だった。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女29人。重症1人、中等症2人。市立中学校の20代男性教諭と女子生徒が感染し、同校の感染者は生徒7人、教諭1人の計8人となった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～60代の男女34人。家庭内感染が19人だった。

　川越市によると、10～70代の男女7人の感染を確認。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～50代の男女13人。