10月は乳がん月間。早期発見・早期治療を呼び掛ける恒例のピンクリボンウォークは今年は新型ウイルスコロナ感染防止のためオンラインウォークに切り替わる。裏方を務めるのは戸田市の戸田中央医科グループ（中村隆俊会長）本部に勤める若手の女性たち。今年も「頑張るぞー」と気合を入れている。

　桜井春果さん（22）はさいたま市西区の水判土生まれで「私が小さい頃に母が病気になった。乳がんでは、なかったけれど、とても心配だった。今年こそ母に乳がん検診を勧めます」と語る。

　後輩の伊藤諒華さん（20）は福島県会津若松市出身で戸田に来て3年目。「会津若松は鶴ケ城やきれいな滝もあって、マイナスイオンたっぷりのいい街です」と会津自慢。伊藤さんは「若い人こそ検診を受けてほしい。私たちも今年は検査を受けます」と話す。

　ピンクリボン・オンラインウォークin埼玉は10月1日～31日まで。参加費無料、申し込みは10月25日まで。スマホにGPSアプリTATTAをインストールして5キロを歩けば参加賞をもらえる。コースは自由。

　ピンクリボン運動推進埼玉県委員会などの共催。埼玉新聞、テレビ埼玉、FMNACK5が後援。

　問い合わせは戸田中央医科グループ地域貢献推進室（電話048・442・6418）へ。