埼玉新聞

 

【速報】埼玉、台風一過とならず9月3日まで雨模様か 台風10号最新情報…関東接近前、1日にも熱帯低気圧に 離れていても油断できず 31日にかけて猛烈な雨も 2日にかけてさらに総雨量多く

  • さいたま市上空。湿った空気とともに南から流入する雨雲=8月30日午後5時50分

    さいたま市上空。湿った空気とともに南から流入する雨雲=8月30日午後5時50分

  • さいたま市上空。湿った空気とともに南から流入する雨雲=8月30日午後5時50分

 気象庁の30日午後4時57分の発表によると、台風10号は愛媛県の西にあり、中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートル。

 31日から9月1日にかけて西日本を東に進み、1日午後3時の予報円の中心は三重県。その時の中心気圧は998ヘクトパスカルで熱帯低気圧になる見込み。

 台風本体から離れた東日本でも、31日にかけて、台風本体や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所がある。線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性もある。

 9月1日以降も暖かく湿った空気が流れ込むため、断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあり、2日頃にかけて総雨量がさらに多くなる所がある。

 引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重警戒が求められる。 

 熊谷地方気象台が30日午後5時に発表した埼玉県の週間天気予報では、9月3日まで一時雨が残り、晴れとなるのは4日以降となっている。

<関東甲信地方の予想雨量>

 30日午後6時から31日後6時までに予想される24時間降水量は多い所で150ミリ

 31日午後6時から9月1日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で200ミリ

 9月1日午後6時から2日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で200ミリ 
 
=埼玉新聞WEB版=

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