<新型コロナ>50代自宅療養者ら7人死亡 埼玉で121人感染 保育園で園児8人陽性…学級、学年閉鎖も
埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた40~90代の男女7人が死亡、新たに121人の感染を確認したと発表した。火曜日に150人を下回るのは7月6日ぶり。新規感染者の内訳は県発表が84人、さいたま市21人、川口市9人、川越市2人、越谷市5人。
これまでに確認された感染者は11万3332人(チャーター便帰国者含む)、死者は982人(21日午後6時現在)。
21日夜時点の重症者は89人、感染者の入院は855人、宿泊療養529人、自宅療養2022人。退院・療養終了は10万8207人。
県によると、県管轄では40~90代の男女4人が死亡し、うち50代女性は基礎疾患がなく、自宅療養中に死亡した。感染の詳細が判明したのは前日午後分を含め未就学児~90代男女70人。会食で40代女性1人、ワクチン2回接種済みでは20~90代男女13人が感染した。県立学校3校で児童生徒4人が感染し、学級閉鎖や学年閉鎖とした。
さいたま市によると、70、80代の男女3人が死亡した。80代女性はワクチン2回接種済みだった。市内の死者は147人。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女21人。市内保育園では10歳未満の園児8人の陽性が確認された。同園では職員や園児ら約60人に検査を実施する予定。また18日の発生届について、市内医療機関から取り下げられたことも発表した。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女9人。市立小学校2校の児童計3人の感染が確認されたため、2校ともに21、22日を学級閉鎖する。
川越市によると、感染が判明したのは10代の男性1人、女性1人の計2人。うち1人は家族に陽性者がいた。もう1人は感染経路不明。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女5人。