【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は30日、激戦州の東部ペンシルベニアで集会を開き、中南米からの不法移民対策を巡り、現政権で対応に当たってきた民主党候補のハリス副大統領が成果を残せなかったと非難した。「今は責任者ではないかのような発言をしている」と責任を追及した。
ハリス氏はかつてメキシコ国境からの不法越境者は犯罪者ではないと語ったが、29日のCNNテレビのインタビューでは厳しく取り締まる姿勢を示した。不法移民対策は主要争点であることから、トランプ氏はハリス氏の「変節」を印象付けたい考えだ。