埼玉新聞

 

制度を悪用…持続化給付金を詐取 容疑の男3人を逮捕、再逮捕 個人事業主装わせ申請させる/蕨署・越谷署

  • 持続化給付金を詐取 容疑の男3人を逮捕・再逮捕

 中小企業庁の持続化給付金制度を悪用し、虚偽申請して現金をだまし取ったとして、蕨署と越谷署は21日、詐欺容疑で東京都西東京市保谷町3丁目、大学生の男(23)、熊本市中央区黒髪6丁目、無職の男(23)を再逮捕、さいたま市南区辻2丁目、会社員の男(23)を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀して昨年7月14日、大学生の男の大学関係者の申請名義人に給付用件を満たす個人事業主のように装わせて持続化給付金を申請させ、同21日、現金100万円をだまし取った疑い。

 同署によると、申請の名義人は大学生の男に「投資をしないか」と誘われ、無職の男らの指示で申請したが、虚偽と気付いて同年9月に蕨署に相談した。大学生の男と無職の男はほかにも同様の行為を複数回行っており、県警は余罪を含めて捜査している。

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