防災の日、備え見直す契機に 台風10号で訓練中止相次ぐ
2024/09/01/16:13
1923年の関東大震災の発生日に合わせた1日の「防災の日」を迎えた。今年は大きな被害が出た能登半島地震があり、8月に初の南海トラフ地震臨時情報が出るなど備えの重要性が改めて浮き彫りとなった。例年実施される政府や自治体の防災訓練は、台風10号の影響で相次ぎ中止に。続出する災害を受け政府は対策見直しを急ぎ進めており、自治体関係者からも「訓練はできないが、災害への備えを見直すきっかけにしたい」との声が聞かれた。