埼玉新聞

 

秋の訪れ告げる哀愁の調べ 「おわら風の盆」始まる

  •  「おわら風の盆」が始まり、編み笠を目深にかぶって舞う浴衣姿の踊り手=1日夕、富山市

     「おわら風の盆」が始まり、編み笠を目深にかぶって舞う浴衣姿の踊り手=1日夕、富山市

  •  「おわら風の盆」が始まり、編み笠を目深にかぶって舞う浴衣姿の踊り手=1日夕、富山市

 胡弓や三味線の哀愁を帯びた調べに合わせ、編み笠を目深にかぶった男女が優雅に舞う「おわら風の盆」が1日、富山市八尾町で始まった。3日まで。

 江戸時代から約300年続く伝統行事で、台風到来の時季に収穫前の稲が風水害に遭わず、豊作になるようにという願いが込められている。

 今年は台風10号の影響で中止も心配されたが、初日は予定通り開催された。

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