埼玉新聞

 

台湾民衆党の柯主席、収賄容疑も 検察が裁判所に勾留請求

  •  1日、台北市の台北地方検察署周辺で、台湾民衆党の柯文哲主席の潔白を訴える支持者ら(中央通信社=共同)

     1日、台北市の台北地方検察署周辺で、台湾民衆党の柯文哲主席の潔白を訴える支持者ら(中央通信社=共同)

  •  1日、台北市の台北地方検察署周辺で、台湾民衆党の柯文哲主席の潔白を訴える支持者ら(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾第2野党、台湾民衆党の柯文哲主席(党首)が逮捕された汚職事件で、台北地方検察署(地検)は1日までに裁判所に勾留請求し、容疑には収賄も含まれると明らかにした。地検は聴取や逮捕時に収賄には触れておらず、台湾メディアは捜査に進展があった可能性があると伝えた。

 民衆党は党の創設者である柯主席の潔白を訴え、捜査の不当性などを主張している。

 台湾メディアによると、柯主席は台北市長だった2020年、市内の商業施設建設を巡り、業者側の陳情に応じて容積率を不正に引き上げ、便宜を図った疑いが持たれている。

 地検などは柯主席周辺に不透明な資金の流れがあるとして捜査している。

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