埼玉新聞

 

ロシアが攻撃、東部州で死者3人 ハリコフ、救助の医師らも負傷

  •  1日、ウクライナ東部ハリコフで、ロシア軍の攻撃を受けた施設から負傷者を運ぶ救助隊員ら(AP=共同)

     1日、ウクライナ東部ハリコフで、ロシア軍の攻撃を受けた施設から負傷者を運ぶ救助隊員ら(AP=共同)

  •  1日、ウクライナ東部ハリコフで、ロシア軍の攻撃を受けた施設から負傷者を運ぶ救助隊員ら(AP=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ国家警察は1日、東部ドネツク州クラホベにロシア軍の攻撃があり、3人が死亡、11人が負傷したと明らかにした。ロシア軍は東部各地への攻撃を強化しており、ハリコフ州ハリコフへのミサイル攻撃では子どもを含む40人以上が負傷。地元当局者などによると救助活動中の医師らもけがを負った。

 クラホベへの攻撃では集合住宅や家屋にも被害が出た。ハリコフでは攻撃を受けた商業施設で救助活動が始まった後に再攻撃があった。時間差で同じ場所を2度狙う「ダブルタップ」という攻撃手法で、駆け付けた救急隊を狙ったとみられる。

 キーウ(キエフ)で2日、複数の爆発音が聞こえた。ロシアの攻撃とみられ、地元当局は防空システムが稼働したと明らかにした。

 ロシア国防省は1日、ドネツク州の要衝ポクロウシクの南東23キロにある集落プティチェを制圧したと発表した。

 ロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は1日、ウクライナ軍の攻撃で子ども2人を含む11人が負傷したと明らかにした。

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