埼玉新聞

 

死者の口座から現金引き出し盗む 葬祭会社の男を逮捕 財産整理担当の弁護士事務所が警察に届出発覚 「現金を引き出したことは間違いない」と話す42歳

  • 【地図】ふじみ野市

    死者の口座から現金引き出し盗む 会社役員の男逮捕

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 亡くなった男性の金融機関口座から現金を引き出し盗んだとして、東入間署は30日、窃盗容疑で、ふじみ野市大井中央の葬祭会社役員で同市大原1丁目の男(42)を逮捕した。

 逮捕容疑は今年1月14日と2月4日の2回にわたり、昨年9月に亡くなったふじみ野市の男性名義のキャッシュカード1枚を使い、同市内の金融機関出張所ATMで男性の口座から現金計100万円を引き出し盗んだ疑い。

 同署によると5月31日、亡くなった男性の財産整理を担当していた弁護士事務所担当者が「死者の銀行口座の通帳を記帳したところ、死亡した後に引き出しがあった」などと同署に届け出て発覚した。

 同署の調べに男は「現金を引き出したことは間違いない」と供述し容疑を認めており、他にも引き出し記録が確認されていることから、さらに余罪があるとみて、キャッシュカードを入手した経緯や動機などを調べている。

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