【ソウル共同】生成人工知能(AI)を悪用した性的な偽画像や動画が通信アプリ「テレグラム」で作成、拡散されている韓国で、同国警察庁幹部は2日、性犯罪をほう助した疑いで、法人としてのテレグラムを調査していると明らかにした。
韓国警察庁の禹鍾寿・国家捜査本部長の記者懇談会での発言として韓国メディアが伝えた。調査して犯罪の疑いが強いと判断されれば、捜査に格上げされる。
禹氏は、テレグラムの創業者で最高経営責任者のパベル・ドゥーロフ氏が先月フランスで逮捕されたことに言及し「フランス当局や国際機構と協力し、この機会にテレグラムを捜査する方策を見つけたい」と語った。