バドミントン里見は2大会連続金 平泳ぎの山口尚秀は銅
パリ・パラリンピック第6日(2日)バドミントンの女子シングルスは車いすWH1の決勝で里見紗李奈(NTT都市開発)がタイ選手に2―1で勝ち、2大会連続の金メダルを獲得した。同WH2の山崎悠麻(NTT都市開発)と男子シングルス(下肢障害SL3)の藤原大輔(ダイハツ)はともに3位決定戦で敗れた。
競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)の山口尚秀(四国ガス)は銅メダルを獲得した。
車いすテニス女子シングルスの上地結衣(三井住友銀行)は準々決勝へ勝ち上がった。陸上男子走り幅跳び(視覚障害T12)の石山大輝(順大大学院)は5位だった。トライアスロン男子(運動機能障害PTS4)の宇田秀生(NTT東日本・NTT西日本)は12位。
車いすバスケットボール女子の日本は米国に52―62で敗れ、1次リーグを3戦全敗で終えた。ブラインドサッカーの日本はモロッコに0―1で屈し、1次リーグ2連敗で4強入りを逃した。(共同)
里見紗李奈の話 3年間この日のために頑張ってきたので、優勝できてすごくうれしい。(1日の)ダブルス(決勝)で負けてしまった分、シングルスだけは金メダルを日本に持って帰りたいと思っていた。(共同)
山口尚秀の話 もちろん金メダルを目指していた。後半で疲れてしまった。何とか最低限のお土産を取ることはできたけど、力を発揮したかったなという悔しさがある。(共同)