車いすラグビー日本が金 バドミントン梶原大暉は2連覇
パリ・パラリンピック第6日(2日)車いすラグビーの日本が決勝で米国に48―41で快勝し、初めて金メダルを獲得した。ともに3位だった2016年リオデジャネイロ、21年東京両大会に続く3大会連続の表彰台。
バドミントンの男子シングルス(車いすWH2)は梶原大暉(ダイハツ)が決勝で香港選手を2―0で下し、2連覇を達成した。
陸上の女子円盤投げ(座位F53)で鬼谷慶子(関東パラ陸協)は銀メダルをつかんだ。
競泳の100メートル平泳ぎ(知的障害)で、男子は前回大会覇者の山口尚秀(四国ガス)が銅メダルを獲得した。女子の芹沢美希香(宮前ドルフィン)は6位だった。
車いすテニスは男子シングルスの小田凱人(東海理化)が準々決勝に進んだ。卓球男子シングルス(立位10)は準々決勝で、舟山真弘(早大)がフランス選手に敗れた。
ゴールボール男子の日本は準々決勝で米国に勝ち、準決勝進出。ブラインドサッカーの日本はモロッコに屈し、1次リーグ2連敗で4強入りを逃した。(共同)
車いすラグビーの池透暢の話 みんなの夢がかなった最高の瞬間。最高の喜びがここにあった。リードされても絶対に諦めないつもりで1点、1点追い付こうと思った。アスリートとして最高の喜びをこの場所で感じられて本当に幸せ。応援してくれた方々に感謝したい。(共同)
梶原大暉の話 すごくうれしいし、ほっとした気持ち。重圧は感じていたが、うまくコントロールできた。東京大会からの3年間でやってきたことが惜しみなく出せた。(共同)