ボクシングのダブル世界戦が3日、東京・有明アリーナで行われ、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥が元同級世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回16秒TKOで下し、4団体の王座を防衛した。世界戦通算23勝目で井岡一翔を抜き、日本選手歴代単独1位となった。井上尚は28戦全勝(25KO)、ドヘニーは26勝(20KO)5敗。
世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹は元フライ級世界王者の比嘉大吾に3―0の判定で勝ち、初防衛を果たした。アッパーを効果的に当ててポイントを稼いだ。武居は10戦全勝(8KO)、比嘉は21勝(19KO)3敗1分け。