埼玉新聞

 

AI、細川家文書を解読 「崩し字」5万枚、熊本大など

  •  熊本大とTOPPANがデータ化に成功した細川藩の「奉行所日帳」の一部。「崩し字」で記載された部分もデータ化されている(熊本大永青文庫研究センター提供)

     熊本大とTOPPANがデータ化に成功した細川藩の「奉行所日帳」の一部。「崩し字」で記載された部分もデータ化されている(熊本大永青文庫研究センター提供)

  •  熊本大とTOPPANがデータ化に成功した細川藩の「奉行所日帳」の一部。「崩し字」で記載された部分もデータ化されている(熊本大永青文庫研究センター提供)

 熊本大とTOPPANが、人工知能(AI)を使ったシステムで、専門家でも解読が困難な「崩し字」で記載された約5万枚の未解読の古文書を読み解いた。約950万字の漢字や片仮名をテキスト化した。キーワード検索もできる。一般公開も検討中で、国内に数十億点残るとされる古文書の解明に活用したいとしている。

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