埼玉新聞

 

医療費3割負担拡大、検討加速へ 75歳以上、制度持続が狙い

  •  国会議事堂(右手前)と霞が関(左)など

     国会議事堂(右手前)と霞が関(左)など

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 政府の高齢化対策の中長期指針「高齢社会対策大綱」の改定案が4日、判明した。75歳以上(後期高齢者)の医療費窓口負担が3割となる人の対象範囲拡大を検討すると明記した。高齢化に伴って医療費が膨張する中、公的医療保険制度の持続性を高めるのが狙いで、政府内の議論が加速しそうだ。改定は6年ぶり。与党の意見も踏まえ、近く閣議決定する。

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