医療費3割負担拡大、検討加速へ 75歳以上、制度持続が狙い
2024/09/04/19:21
政府の高齢化対策の中長期指針「高齢社会対策大綱」の改定案が4日、判明した。75歳以上(後期高齢者)の医療費窓口負担が3割となる人の対象範囲拡大を検討すると明記した。高齢化に伴って医療費が膨張する中、公的医療保険制度の持続性を高めるのが狙いで、政府内の議論が加速しそうだ。改定は6年ぶり。与党の意見も踏まえ、近く閣議決定する。