遺品整理で金庫から金の延べ板が見つかったなどとした毎日放送(大阪市)のバラエティー番組「ゼニガメ」(7月17日放送分)の内容が虚偽だった問題で、同局は4日、金庫や延べ板は出演した業者が番組収録前に用意したものだったとする内部調査結果を公表した。
同じ業者が出演した昨年11月と今年5月の放送分についても、同様の事例が判明。いずれも「制作スタッフが関与、認識していたことを示すものはない」と結論づけた。同局は「改めて事実確認を徹底する」としている。
同局によると、7月放送分で、奈良県の住宅で重さ1キロの金の延べ板が見つかり、業者が買い取る様子を紹介した。