ILO、AI技術で格差拡大懸念 労働者への恩恵不十分
2024/09/04/21:00
【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)は4日、主要国の雇用情勢に関する報告書を発表し、国内総生産(GDP)に占める労働所得の割合が、技術革新により過去20年間で減少したと明かした。人工知能(AI)の普及などで生産性が向上したものの、労働者が十分に恩恵を受けていない可能性がある。また生成AIの進歩により、さらに格差が拡大しかねないとの懸念を示した。