【北京共同】中国とアフリカ各国が参加する中国アフリカ協力フォーラム首脳会合が4日、北京で開幕した。習近平国家主席は訪中した各国首脳らと相次いで会談し、アフリカ重視の姿勢をアピール。新興・途上国「グローバルサウス」の取り込みを図った。
首脳会合は2018年以来、6年ぶり。習氏夫妻は4日夜、北京の人民大会堂で各国首脳らを招き夕食会を開催。5日の開幕式では習氏が演説する。6日までの日程で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」や安全保障に関する分科会も開かれる。
習氏は首脳会合に先立ち、ケニアなど20カ国以上の首脳らとそれぞれ会談し、一帯一路を通じた経済協力の強化を確認した。