【ベルリン共同】スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーは4日、2030年までに電気自動車(EV)の専業になるとの目標を撤回すると発表した。世界的なEVの販売減速を受け、一部でハイブリッド車(HV)の販売を続ける。「完全電動化という長期的な目標には引き続きコミットする」と説明している。
ボルボのローワン最高経営責任者(CEO)は「電動化への移行が直線的でないことは明らかだ」と指摘し、市場が成長するスピードに応じて柔軟に対応する必要性を強調した。
ボルボは30年までにエンジン車やHVの販売を終える方針を示していた。