米南部高校で銃撃事件、4人死亡 9人が負傷、14歳の容疑者拘束
2024/09/05/04:34
【ニューヨーク共同】米南部ジョージア州ウィンダーの高校で4日、銃撃事件があり、州捜査局によると、4人が死亡、9人が負傷して病院に運ばれた。容疑者は14歳の男子生徒で、拘束された。殺人罪で訴追される見通し。
亡くなったのは教師2人、生徒2人。多くの生徒らが近くのフットボール場に避難した。数十台の警察車両や救急車が現場に集まり、周辺は一時騒然となった。
バイデン大統領は声明を発表し「全米の生徒たちは読み書きの代わりに身を隠す方法を学んでいる。このような事態を普通のこととして受け入れ続けることはできない」とし、銃規制強化の必要性を強調した。ハリス副大統領も東部ニューハンプシャー州での集会で「銃暴力のまん延を終わらせなくてはならない。こんなことが起きてはならない」と訴えた。
AP通信によると、男子生徒の一人は10発ほどの銃声を聞いたとし「銃を置くように叫ぶ警察官の声を聞くまで、現実だと信じられなかった」と話した。学校には約1900人が在籍している。