加須市は27日、新型コロナウイルスワクチンの市内の個別接種医療機関で、ワクチンの温度管理ができていなかったとして、9バイアル(54回分)のワクチンを廃棄したと発表した。ワクチンはファイザー製。
市によると、27日午前8時半ごろ、市内の個別接種医療機関でワクチンを使用しようとしたところ、冷蔵庫内の温度が12度になっていた。当該医療機関で保管していた別のワクチンから9バイアルを補充し、当日の接種は予定通りに行われた。
市は今後、コンセントおよび庫内の設定温度の確認を徹底し、それでも不具合がある場合には、速やかに適切な冷蔵庫に買い替えるよう指導するという。