立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通相(64)は5日、党代表選への立候補を見送る考えを表明した。馬淵氏は一部国会議員から出馬を要請されていたが、告示が7日に迫る中、推薦人20人確保のめどが立たなかった。出馬を模索する吉田晴美衆院議員(52)は菅直人元首相と面会し、支持を取り付けた。
馬淵氏は国会内で記者団の取材に、路線が近い泉健太代表(50)、江田憲司元代表代行(68)との間で候補者調整を進めていたと説明。「最後まで一本化を図る」と努力を続ける意向を示した。
吉田氏は菅氏を訪ね、支援を要請。菅氏は推薦人になる考えを伝えた。