埼玉新聞

 

<新型コロナ>死亡した女性はワクチン2回接種済み…埼玉97人感染、施設で相次ぐ 累計死者1000人超

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは28日、新型コロナウイルスに感染していた50~80代の男女4人が死亡、新たに97人の感染を確認したと発表した。2日連続で100人を下回った。新規感染者の内訳は県発表が62人、さいたま市11人、川口市8人、川越市3人、越谷市13人。

 これまでに確認された感染者は11万4422人(チャーター便帰国者含む)、死者は1003人(28日午後6時現在)。

 28日夜時点の重症者は59人、感染者の入院は533人、宿泊療養263人、自宅療養1300人。退院・療養終了は11万1071人。

 県によると、県管轄では70代女性1人が死亡した。ワクチン接種を2回受けており、2回接種済みの死者は県では12人目。感染の詳細が判明したのは前日午後判明分を含め未就学児~90代の男女66人。県内高齢者施設で職員や入所者ら50~80代男性3人が感染した。別の県内高齢者施設では入所者の70~80代男女2人が感染し、計5人となった。ワクチン2回接種済みでは20~90代男女13人が感染した。

 さいたま市によると、50~80代の男女3人が死亡した。市内の死者は累計150人。感染が判明したのは10歳未満~60代の男女11人。川口市によると感染が判明したのは10歳未満~60代の男女8人。川越市によると感染が判明したのは10歳未満~60代の男女3人。越谷市によると感染が判明したのは10~80代の男女13人。うち1人はワクチンを2回接種していた。

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