埼玉新聞

 

高校生3人逮捕、男性に殴る蹴るの暴行…深夜に騒がしくて発覚 3人は20年ぶりに復活した暴走族メンバー

  • 男性暴行、容疑の少年3人逮捕=所沢市

 県警少年捜査課と所沢署は28日、暴力行為法違反(集団的暴行)の疑いで、入間市に住む16~17歳の高校生の少年3人を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀の上、8月25日午後9時47分ごろから同10時10分ごろまでの間、所沢市くすのき台の公園で、無職男性(17)に殴る蹴るなどの暴行を加えた疑い。

 同課によると、少年らと男性は共通の知人を介して面識があり、少年のうちの1人が電話で男性を呼び出した。悪口を言うなどのトラブルがあったとみられている。

 同日午後10時ごろ、騒音に関する匿名の110番があり、警察官が現場に急行。その際には誰もいなかったが、被害者の男性への聴取などから、少年らの関与が浮上した。

 少年らは狭山市内を拠点とする暴走族の一員。この暴走族は1980年代に盛んに活動し、過去20年ほど目立った動きはなかったが、今年8月ごろに活動を再開した可能性があるという。

 県警は共犯事件で捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

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