【ベルリン共同】ドイツ南部ミュンヘンで5日、警察が銃を持った男と銃撃戦となり、男を射殺した。地元警察などが明らかにした。現場はイスラエル総領事館やナチス党本部跡地にある博物館の近く。男は18歳のオーストリア人で、警察はイスラエル総領事館を襲撃しようとした可能性があるとみて調べている。
ドイツメディアの報道によると、男はイスラム主義者として治安当局に知られていた。
5日は、1972年のミュンヘン五輪でイスラエル選手団宿舎がパレスチナ・ゲリラに襲撃され、選手らが死亡したテロ事件があった日でもあり、バイエルン州のゼーダー州首相は「関連する可能性がある」と指摘した。