【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比219・22ドル安の4万0755・75ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用関連指標が労働市場の減速を示したことで米経済への警戒感が広がり、売り注文が優勢となった。
朝方発表された8月のADP全米雇用報告が市場予想を下回り、米景気の先行き懸念が意識された。6日に米雇用統計の発表を控えており、様子見ムードもあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発し、43・36ポイント高の1万7127・66。