6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比43銭円高ドル安の1ドル=143円17~19銭。ユーロは10銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円10~14銭。
米国で5日に発表された雇用関連指標が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅に利下げするとの見方から米長期金利が低下した。日米の金利差縮小を材料視した円買いドル売りが優勢となった。
日本時間6日夜には米雇用統計が公表される予定で、外為ブローカーは「市場の注目が集まっている」と話した。