自民党の野田聖子元総務相(64)は7日、党総裁選(12日告示、27日投開票)を巡り、地元の岐阜市で記者会見を開いた。2021年の前回選に続き立候補を模索しているが、出馬に必要な推薦人20人を確保できていない。会見で立候補への意欲を重ねて示し、支援を呼びかける見通しだ。
前回選では選択的夫婦別姓の実現を訴えたほか、少子化対策として「こども国債」発行を提唱した。
野田氏は1998年に小渕内閣の郵政相として当時戦後最年少となる37歳で初入閣し、自民女性議員のホープと注目された。15、18年の総裁選は出馬を目指したが推薦人が集まらず、断念した経緯がある。