埼玉県などは1日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と、新たに105人の感染を確認したと発表した。県によると、感染者の内訳は、県発表が73人、さいたま市11人、川口市9人、川越市2人、越谷市10人。

　これまでに確認された感染者は11万4773人（チャーター便帰国者含む）、死者は1007人（1日午後7時現在）。

　1日午後9時時点の重症者は49人、感染者の入院は424人、ホテル療養237人、自宅療養749人。退院・療養終了は11万2141人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～80代の男女62人。県内製造工場で会社の寮に住む外国籍の20～30代男女3人が感染し、同工場の感染者は計8人になった。また、県内高齢者施設で20代男性職員1人が感染し、計6人になった。会食では20代男性1人が感染したとみられる。

　ワクチンを2回接種していたのは10～60代の男女6人だった。

　さいたま市によると、70代男性が9月26日に死亡した。基礎疾患などは非公表。市内の死者は152人。感染が判明したのは10～60代の男女11人。20代が7人だった。

　川口市によると、入院中だった70代の女性が死亡した。新たに感染を確認したのは10歳未満の未就学児から60代の男女9人。

　川越市によると、入院していた70代の男性が9月25日に死亡した。新たに感染が確認されたのは60～70代の男女2人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女10人。