<埼玉文学賞>小説部門が1次審査、最終候補の10作品が決定 過去最多257点、英国など海外からも応募
2021/10/02/00:00
埼玉新聞社が制定し、埼玉りそな銀行が特別協賛する「彩の国 埼玉りそな銀行 第52回埼玉文学賞」の小説部門の1次審査が行われ、最終候補作品10点が選ばれた。審査会は4日に行われ、審査結果は11月11日付の埼玉新聞紙上で発表する予定。
今回の小説部門には、過去最多の257点(前年比96点増)の応募があった。応募者の年齢は11歳~95歳。県内を中心に全国から作品が寄せられた。ドイツや英国など海外からの応募もあった。
最終候補作品は以下の通り(順不同・敬称略)
「女と猟師」(原田憲一・京都府向日市)▽「青い花束」(葉月新=筆名・さいたま市)▽「落日の蜘蛛」(菊池篤・さいたま市)▽「吹いていない風」(奈良原生織=筆名・横浜市)▽「入間川」(アグニュー恭子・英国ベルファスト)▽「何処から 何処へ」(小島賢一・羽生市)▽「日々に香る魔女」(木春詩野=筆名・戸田市)▽「質屋蔵」(諸口正太=筆名・さいたま市)▽「玉葱ひとりきり」(彩乃より=筆名・さいたま市)▽「ヤクザの家族」(王秀英・東京都調布市)