【サンパウロ共同】ブラジルでX(旧ツイッター)の遮断が始まって1週間となった7日、最大都市サンパウロなどで、Xの遮断や全面停止を命令した最高裁のデモラエス判事に対する抗議デモが行われた。参加者は「検閲をやめろ」とシュプレヒコールを上げた。
サンパウロ中心部のパウリスタ通りには、右派ボルソナロ前大統領の支持者を中心に数千人が集まった。ボルソナロ氏も参加し、演説でデモラエス判事を「独裁者」と呼び批判した。通りはXを率いる米実業家イーロン・マスク氏の写真を掲げ支持を示す人や「判事を弾劾せよ」と書かれたプラカードを持つ人であふれた。