沖縄県の玉城デニー知事は8日、訪米を前に那覇空港で報道陣の取材に応じ、米軍に特権的地位を認める日米地位協定や、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題に触れた上で「米軍基地由来のさまざまな課題を解決する責任が日米両政府にはある」と指摘、こうした県民の思いを「しっかり訴えてきたい」と強調した。
玉城氏は8日に那覇空港から羽田空港経由で日本を出発、首都ワシントンに現地時間の8日午後(日本時間9日未明)、到着する予定。訪米は知事就任後4回目で、15日に帰国する。
現地では国務省、国防総省で政府関係者と面会する。